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国際液化水素サプライチェーンの構築
川崎重工業(株)
国際液化水素サプライチェーンの構築
脱炭素社会への切り札として水素エネルギーへの関心が国内外で高まっています。当社は水素エネルギーの社会実装を進めるため、国際液化水素サプライチェーンの商用化を目指しており、2020年に日豪パイロット実証※の運用を開始しました。
具体的には、豪州での褐炭からの水素製造・現地の陸上輸送・液化水素運搬船への積荷・世界初となる液化水素の長距離海上輸送および神戸での荷役技術の実証に向けたプロジェクトを進めています。2021年度には当社が建造した世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」が液化水素を積載し、日豪間を往復する予定です。商用化時には水素製造時に発生するCO₂を回収して地中に貯留するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)処理を行うことで、クリーンな水素供給を目指します。
また、当社は再生可能エネルギーを利用して製造・液化した水素を日本へ供給するサプライチェーンの構築についても検討を進めています。
当社等が推進する国際水素サプライチェーンの構築が実現すれば大量かつ安定的なクリーンエネルギーの供給が実現するだけではなく、CO₂の大幅な排出削減が可能となり、エネルギーセキュリティーと地球環境の保護・改善に貢献します。
※国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)助成事業
関連するSDGs目標・ターゲット
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提供状況
未提供だが提供時期の目途あり
開始(予定)時期:
2021年度中
Society 5.0との関連
IoT、
ロボット
ビッグデータ
AI
オープン
イノベーション
その他
パートナー
NEDO、豪州連邦政府、ビクトリア州政府、技術研究組合CO₂フリー水素サプライチェーン推進機構HySTRA(岩谷産業㈱、ENEOS㈱、川崎汽船㈱、シェルジャパン㈱、電源開発㈱、丸紅㈱)、 豪州コンソーシアム(岩谷産業㈱、住友商事㈱、電源開発㈱、丸紅㈱、AGL Loy Yang Pty Ltd)
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展開国・地域
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東アジア,オーストラリア・ニュージーランド
今後の目標/KPI等
定性的評価・実績例
現時点では実証試験中のため定量的な実績はありませんが、2030年における水素輸送量年間22万5千トン、水素エネルギー利用によるCO2排出削減量160万トンに向けて技術の実証を行っています。
定量的評価・実績例
URL(詳細)
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