2020年12月から翌1月にかけ電力需給がひっ迫し、日本卸電力取引所（JEPX）のスポット価格が高騰しました。厳しい需給条件の緩和のため、経団連・電気事業連合会などからの要請に基づき、袖ケ浦グリーンパワー発電所（109MW、ガスエンジン発電）と上越グリーンパワー発電所（袖ケ浦と同規模・同タイプ）で関係各所の協力の下、24時間稼働を行いました。両発電所は運用上の制約や経済的効果を鑑み昼間型の運用でしたが、従来と異なる夜間も含めた供給力不足にお役立ていただくため、緊急措置として日量100 万 kWh の供給力増加で応えました。
今後も発電設備の機動性を生かして発電量を柔軟に調整し、引き続き電力系統の安定に貢献したいと考えています。