UNICEFヘンリエッタ・フォア事務局長、UNDPウリカ・モデール対外関係・アドボカシー局長と懇談
経団連は10月9日、東京・大手町の経団連会館で、国連児童基金(UNICEF)ヘンリエッタ・フォア(Ms. Henrietta H. Fore)事務局長、国連開発計画(UNDP)ウリカ・モデール対(Ms. Ulrika Modeer)外関係・アドボカシー局長とそれぞれ懇談し、経団連のSociety 5.0 for SDGsに向けた連携の可能性について話し合った。各々の発言要旨は次の通り。 ■UNICEFヘンリエッタ・フォア事務局長 経団連のSDGsに資するイノベーション事例集「Innovation for SDGs」を拝見した。今後、こうしたイノベーションを国内のみならず他の国々に広げてほしいと期待している。例えば、アフガニスタンやパキスタンのポリオの流行について、ワクチン接種に毎年10億ドルをかけているが、まだ解決ができていない。もし感染者を特定し、その人からの感染を抑えることができれば、社会的にも経済的にもプラスになる。 またアフリカを中心に、デジタル教育や仕事に必要な技能を育成する中等教育プロジェクトを行っている。日本は教育制度が整っているの